神様からの贈りもの| A GIFT FROM GOD

 

3歳の娘が好きな絵本に「かみさまからのおくりもの」というものがある。

赤ちゃんそれぞれに「よく泣く」「よく食べる」といった特徴があって、それを見た神様が「この子には、この贈り物がいい。」と言って、「歌が上手」とか「丈夫な体」といった贈り物を天使が届けてくれるのだ。

 

今年の夏も、私にとって神様のような人からの届け物があった。

去年もその人から、バーゲンの品だけどといってバックと私と娘にTシャツをいただいた。

 

崇拝していた『花椿』の元編集長の平山景子さんからの贈り物だった。

口紅、爽やかな水色のボーダーのTシャツ。美味しそうなお菓子。
今年も、娘のTシャツも入っている!

人生において、大切な人との強い結びつきだけが幸せにしてくれる。

 

26歳の頃の自分。

パリコレの会場にいた平山さんに、無謀にも「すみません、平山さんでしょうか?ずっと憧れていました!!」

と無謀にも道を塞ぐ形で声をかけて見た。道を塞がないと、そのまま素通りされてしまうと思ったので、思いっきり前に。

 

「あなた、誰?」と怪訝な顔をした平山さん。

まるで私はバッターボックスにたったものの、大ぶりの空振りをした打者だった。

 

「アートが好きなんです」と言ったら「じゃ、アートバーゼルには行っているのよね?」と返され、

行ったことがなかったので、即2ストライク。

 

「じゃ、あなた、どんなことがしたいの?」と切り返す、ジャーナリストの鋭い球が飛んできた。

「私、日本の文化を世界に伝える活動をしてみたい。そして、そこで出会った人々と世界の文化を日本の子供達に伝えるアートのワークショップやってみたいんです」と言う。

 

 

わたしの神様は「じゃ、日本に戻ってくるしかないわね」と言った。

 

 

それから11年の月日が流れ、震災の時もそうだったし、事あるごとに私の進捗や家族のことを気にかけてくれる。

 

震災で自宅が住めなくなったり、その後の不妊治療に集中しすぎて気分が滅入ってしまったり…と。

ジェットコースターのような日々だった。

 

 

なかなか手のつけられなかった事業だったけど、ある日、ご縁が重なって福島の共同発起人2人と巡り合った。

 

 

 

ずっとやってみたかった事業、子供向けのワークショップの事業を立ち上げた。

福島と宮城の子供達が大きくなった時に、心から故郷と思える事業を行いたい。

 

 

遠くにいると思っていた神様のような存在の人が
実は、不器用な自分の行き方、やりかたを信頼して、達観して、口を出さずに励まし、見守ってくれていた。

 

この不思議が私の人生を豊かにしてくれる、

神様からの贈りもの。

 

 

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一般社団法人 SOFA (Solidarity Organization for Fraternity and the Arts)

http://sofa-japan.org/

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