ちょいと桃源郷へ

最近ちょいと桃源郷に通っております。

この天国、すんばらしいのなんのって。フランスの首都、パリでは考えられない充実したインフラが整っているのです。え?そこはどこかって?!すぐには教えられませんな〜。兎に角そこでは「静謐」があなたを待っています。街を歩けば薬屋のにーちゃんが特売品を叫び、通りに出れば「バックします、バックします」と連呼しながらトラックが後ずさりする。この天国ではひっきりなしに人がやってくるものの、各人が独自の世界感を持って楽しんでおりますの。この天国の受付の人々はいつも柔らかい笑顔で接してくれる。ここ天国にはよく路上生活者の方もいらっしゃいますが、お金持ちの方でも皆平等のサービスを受けられる。「ありがとう」と言うと、「ありがとう」と返ってくる。木霊でしょうか?いいえ、だれでも。って違うじゃん!でも金子みすゞが夢に描いた様な「桃源郷」が実在するのですあります。んでなんと言っても、無料。

わかりました?
言っちゃおうっかな〜、言わないかな〜。そ、れ、は、図書館。本は読み放題、映画なんて見放題。名の知れない宮城県の陸の孤島でさえも、映画マニア垂涎のコレクションがあるのです。DVD化されていない映画、特に過去のカンヌ映画祭受賞作はちゃーんと良い状態で保存されていたりする。フランスにはビデオやDVDを貸してくれる図書館なんて絶対にない!断言しちゃうわ!!絶対にない!!だってそんなものを貸し出してしまったら転売する輩がきっと出てくるだろうし、回収できる見込みはないだろうね。そもそも、レンタル屋の会員になるためには保証金200ユーロ(約2万円)を支払うことだってざらですよ。また貸し出し記録のスタンプを見るのが好き。誰かが自分の生まれた日に本を借りて読み、大人になった私はまた同じ本を借りて読んでいる。ええ、これはまさにタイムトラベル!ああ、いいね日本。ああ、最高だね図書館。

昨日は「ブリキの太鼓」を見ました。民族紛争や戦争、はたまた痴人の愛といった大人の事情をこどもの視点で描いた作品です。ブラックペッパーがラーメンに絶妙なアクセントをもたらすように、ブラックユーモアが散りばめられております。純粋だけにしばしば残酷な面も持ち合わせるこども。そんな視点が印象的で、カリカチュア(風刺画)好きの小生にはたまらない作品でした。

ただこの静謐の中での2回セックスシーン(60分頃に1回、100分頃にまた1回)には冷や汗を掻きましたが(笑)

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